右手のテクニック
梅雨入り前、束の間のさわやかなお天気が続いています。楽器にとっても過ごしやすい時期ですね。
先日、柏崎フィルハーモニーさんの定期演奏会に向けた練習に、お手伝いで参加させてもらいました。曲はブラームスの交響曲第4番。なかなか重厚な曲と、久々のオーケストラだったので、スコア見て確認しながら頭フル回転でした。弾きながら思ったのは、右手の重要性。こういう音楽をつくりたい、だからこういう音を出したい。その音作りに関わってくるのは、ほとんどが右手のテクニックなのです。弓の弾く場所、弓幅、圧力のかけ方、音を切るにも弦に弓を付けたままか、スピッカートで弓を飛ばして弾くのか…考えて選択していかなくてはなりません。また、オーケストラで弾く場合、ヴァイオリンは大きな曲の中の一部分。.ソロの曲の様に、ヴァイオリンにとって弾きやすく書かれている訳ではありません。(とっても弾きにくいことが多々あります…!)シビアな弓のコントロールが必要になってきます。
書いていると何だかとっても気の遠くなる話のようですが(笑)、要は、初級から少しずつコツコツと、しつこくでも楽しく!右手のテクニックをレッスンでやっていこうと思ったのでした。
0コメント